170人が出席、函館駅前の整備完成記念し式典
update 2005/4/21 10:19
JR函館駅舎の移設や駅前広場などの整備完了を受け、「函館駅前土地区画整理事業完成記念式典」が20日、函館ハーバービューホテルで開かれた。井上博司市長や市議、地権者ら関係者約170人が出席し、新函館駅前の誕生を祝った。
井上市長は式辞の中で7年間にわたる同事業を振り返り、関係者に謝意を伝えた。さらに「今後も若松町地区に予定している大型客船ふ頭の建設などとも連携を図り、新幹線時代にも対応した函館市の新しい顔としてより一層発展するよう努力したい」と語った。
式典では市都市建設部の野々宮勇部長がスライドを使いながら、中心市街地の空洞化など駅前地区を取り巻く状況をはじめ、事業概要を報告。井上市長は同地区の地権者を含む函館駅前土地区画整理審議会委員や、同事業評価員計12人(2人欠席)に感謝状を贈った。
同事業は市内北部や東部への人口流出により、同地区の都市機能が低下していることを受け、新たな拠点地区を創出しようと1998年度から7カ年計画で進められた。駅前広場の拡張整備をはじめ、駅舎・線路などの移設、都市計画道路や区画道路の整備などの工事が行われ、ことし3月末までに完了した。
提供 - 函館新聞社
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