奥尻町がツアーガイド養成事業に着手
update 2005/4/20 10:12
【奥尻】奥尻町は5月、自然ツアーガイドの指導者を養成する事業に着手する。農・漁業を体験しながら休暇を過ごす「グリーンツーリズム」の担い手を町内で育て、観光の柱にするのが狙い。海産物を中心とした“グルメ”以外にも、目玉を増やしたい考えだ。
町企画観光課によると、北桧山町のNPO法人(特定非営利活動法人)・自然体験学校きたひやま校に協力を依頼。受講後、NPO法人・自然体験活動推進協議会(東京)が指導者として認定する。
講習は5月27日から3日間、島内で実施する予定。講義や野外実技を通じ、10人程度の日帰りツアーに必要な知識や安全対策を身に付けられる上、プログラムも計画できるようになる。
受講料は1人2万円。18歳以上で興味があれば、誰でも参加可能。まず十数人を育成し、順次増やしていく方針だ。
同課は観光資源について「鍋釣(つる)岩などの名所がいくつかあるが、ウニやアワビに代表される魚介類に頼り切っている」と説明。「秋には修学旅行生が初めて来島する。そうしたニーズを育てていくためにも、島の自然を生かしていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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