函館地区バス協会／シーズン前に函館山登山道で清掃活動

update 2005/4/19 10:14

　観光シーズン本格化を前に、函館地区バス協会（会長・寺坂伊佐夫函館バス社長）は１８日、函館山で清掃活動を行った。参加者は、雪解けで姿を現した空き缶などを拾い集め、環境美化に汗を流した。

　協会に加盟の１８社から約６０人が参加。寺坂会長が「函館は観光都市。きれいなマチで客を迎える態勢が大切だ。業界の立場から市民に働きかけていこう」と、参加者を激励した。

　全員がロープウエーで函館山の山頂へ。ごみ袋と火ばさみを手に登山道を下りながら、紙くずや、空き缶などを丁寧に拾っていって。穏やかな春の日差しを受けた参加者は、汗ばみながらの作業となった。

　毎年参加しているという北都交通（函館市高松町）の金田恵理さん（２３）は「今年は、少しごみの量が増えたように感じる。急斜面など下りられない場所にもごみが落ちていて驚いた」などと話していた。

　同協会は６年前から、ごみ拾いを実施。雪解けの時期に合わせ、ロープウエーを運行している「函館山ロープウェイ」の協力で取り組んでいる。

提供 - 函館新聞社

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