堀井さんがMOA美術館全国児童作品展「書写の部」で初入選
update 2005/4/19 10:14
函館市美原の日本習字教育財団美原支部(川上孝夫主宰)で学ぶ堀井遥花さん(函館中央小4年)が、このほど開かれた第16回MOA美術館全国児童作品展「書写の部」で初入選を果たした。堀井さんは書道を初めてわずか1年。「入選するとは思っていなかった。これからもけい古に頑張ります」とステップアップに意欲を見せている。
同作品展は、全国359会場で絵画と書写の募集を受け付け、計約28万点(書写は7万5000点)の応募があった。全国展にはそれぞれ359点が選ばれ出品された。入選は57点で、道内からは堀井さんを含め3人が選ばれた。
堀井さんは母の勧めで書道を始めた。同教室で毎週3回、それぞれ1時間に約50枚の半紙を使い、けい古に励む。1年間で毛筆初段まで進級した。
全国展には初の出品。「入選するとは思わなかったのでびっくりした」と喜ぶ。書いた文字は「元気」。「自分が元気になるように文字を選んだ」と話す。力強く遊ぶ子供を感じさせる勢いのある作品で、大好きな習字を伸び伸びとした姿勢で書いたことを感じさせる。川上主宰は「体で書く基本がしっかりしている。そのため止めやはねに味があり、字に躍動感がある」と高く評価する。
初めて手にする大きな賞状を手に「ますます習字が楽しくなった。将来は習字の先生になれるように頑張りたい」と目を輝かせている。
提供 - 函館新聞社
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