函館区検の副検事が傷害で書類送検
update 2005/4/19 10:13
函館市内のスナックで、30歳代の女性経営者を殴ってけがをさせたとして、函館中央署は18日、函館区検の50歳代の男性副検事を傷害の疑いで函館地検に書類送検した。副検事は容疑を認めているという。函館地検の住川洋英次席検事は同日、記者会見を開き、「法秩序を守る立場の人間がこのような事件を起こしたことは誠に遺憾。ご迷惑をおかけした方々には大変申し訳ない」と陳謝した。
同署の調べなどによると、副検事は3月5日午前1時10分ごろ、同市内のスナックで一人で酒を飲んでいたところ、女性経営者に粗暴な言動をたしなめられたことから口論になり、頭部をこぶしで数回殴った疑い。副検事はかなり酔った状態だったという。
経営者は頭部打撲など全治1週間のけがを負い、同7日、同署に被害届を出した。
調べに対し、副検事は「大変申し訳ないことをしてしまった」と反省しているという。
副検事は逮捕されず、在宅のまま書類送検された。現在、事件捜査や公判などの通常業務から外れ、内部の事務的な仕事に従事している。
住川次席検事は「厳正な捜査をした上で、懲戒など厳しい処分を検討していく」と、捜査の結果が出た時点で処分する方針。
提供 - 函館新聞社
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