全国ママさんバレー大会南・道予選渡島地区予選会で函館まどか優勝

update 2005/4/18 11:02

 【上磯】第36回全国ママさんバレーボール大会南・北海道予選会渡島地区予選会(北海道バレーボール協会、北海道家庭婦人バレーボール連盟など主催)が17日、上磯町総合体育館で行われた。決勝では函館まどかが函館そよかぜをセットカウント2―0で破り、6月に日高管内門別町で行われる南・北海道予選会への出場権を獲得した。

 函館まどかは相手ミスに乗じて第1セットからリードを奪い、試合の主導権を握った。途中、立ち直った函館そよかぜに詰め寄られたものの、エース・福田久美子らの活躍で、ストレート勝ちで代表権を得た。大西主将は「ベテラン勢の活躍でチームがまとまった」と笑顔を見せた。

 第1セットは函館そよかぜのミスから8―2とリードを広げ、さらに大西主将の連続サービスエースが決まり、勢いに乗った。函館そよかぜは早いタイムアウトで落ち着きを取り戻したが、福田久美子と川尻信子の両サイドからスパイクで次々と得点。最後も相手のミスで、21―15で第1セットを先取した。

 第2セットも勢いに乗り、第1セットのサイド中心からセンターの攻撃を織り交ぜ、リードを奪った。中盤ミスが連続し、一時は17―17に追いつかれたが、福田のサイドアタックや途中交代した佐々木友子の押し込みで勝ち越した。

 大西主将は、優勝にも「今大会に向けて集中的に取り組んでいたブロックフォローの成果が出せなかったのが残念。課題は残るが次の試合で克服する」ときっぱり。南・北海道予選会に向けた意気込みを見せていた。(佐々木 司)

提供 - 函館新聞社



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