ブルームーン今季運行開始…初出航便には遺愛幼稚園から43人招待

update 2005/4/17 12:53

 函館湾内を遊覧するクルーザー、ブルームーン(199トン、佐藤優船長)が16日、今季の運航を開始した。午前11時半の初出航便には遺愛幼稚園(函館市元町4、吉田真理子園長)の園児43人を招待。園児は甲板から函館市内や近郊の景色に目をやり、約40分の海上散策に歓声を上げていた。

 シーズンの幕開けに、船上からの眺めを楽しんでもらおうと、同船を運航する函館ベイクルーズ・ブルームーン営業部(同市末広町22)が企画。同園の招待は初代遊覧船「臥牛(がぎゅう)」の時から約10年続いている。

 出航前、園児から佐藤船長に感謝の意を込めて、花束が贈られた。園児は父母らに見送られ、早速出航。船上からは大パノラマが一面に広がり、園児は「函館山だ」「幼稚園どこかな」など、いつもと違った角度から眺める景色に目を輝かせた。

 初めて乗船した八谷絢乃ちゃん(4)=同市船見町=は「海や山がとてもきれいだった」と興奮気味。船を降りると、「楽しかったよ」と出迎えた母親にうれしそうに報告していた。

 同船は11月23日まで1日に4―8便運航する。

提供 - 函館新聞社



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