森町長選立候補予定者による公開討論会
update 2005/4/14 10:17
【森】新「森町」の町長選(19日告示、24日投開票)を前に、立候補予定者による公開討論会が13日夜、町公民館で開かれた。旧森町長、湊美喜夫氏(76)と、旧森町の元町議、松田兼宗氏(48)の2人が町政の方針や展望などについて主張を述べた。
討論会は、森青年会議所(水野建理事長)の主催。北海学園大教授の森啓氏がコーディネーターを務め、約2時間にわたり行われた。
湊氏は「私の人生は行政とともに歩いてきた。新町の土台作りをしたい」と9期34年の実績を強調。新町に引き継いだ事業を見直すことなどで、行財政改革の推進を約束した。また、合併した旧砂原町の住民との対話を重視した上で、「海や山の資源は町の経済を動かしてる。それらを生かし、町全体の振興発展につなげたい」と話した。
松田氏は「役場の改革が必要であり、長期34年の政権はその邪魔になる」と多選の弊害を指摘。情報公開を徹底し、町政の透明度を上げることを約束した。「町民参加のまちづくりを進めたい」とし、公共施設に住民の意見を聞く「町民意見ポスト」を置くことや、住民要望を行政に反映させるための「町職員の地域担当制」の導入なども提案した。
会場には予想を250人近く上回る約750人が来場。主催者によると、出席者のおよそ3分の1が砂原地域から来たという。
新「森町」は、旧森町と旧砂原町が4月1日に対等合併した。24日の町長選は森町の初代町長を決める。
提供 - 函館新聞社
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