ホームセンターなどで自転車商戦、真っ最中
update 2005/4/11 10:02
雪がすっかり解け、春らしさが増す中、街を自転車で駆け抜ける人の姿が目立ってきた。函館市内や近郊の専門店やホームセンターなどでは現在、自転車商戦の真っ最中。防犯対策を強化したタイプや新しい機能が付いた新商品などに人気があり、通学や通勤用、新入学などの需要に応えている。
テーオーデパート(函館市梁川町10)では、5階に特設売り場を開設。子供用から大人用、マウンテンバイクなど、100台以上の自転車をずらり並べている。
需要が高いのは「ママチャリ」と呼ばれるタイプ。男子学生など、性別や年齢を問わず多くの層が好んで乗っており、特に最近は盗難の多さから、1回の操作で前後輪両方の施錠ができものや盗難保証付きなどに人気が集まっているという。また、「安全で長持ちする自転車の目印」として、安全基準適応(BAA)マーク付きもよく売れている。
スピード商会(同市本通1)も、ダブルロック、盗難保証付き、BAAマーク付きなどが人気。通学用などには、手元のスイッチでライトが付くタイプなど、機能性や防犯対策を重視する人が多い。また、ひところ注目を集めた電動自転車は「昔は高齢者が中心だったが、今は比較的若い人も買っていく。通勤用、主婦の買い物用など、年齢に関係なく客層が広がってきている」という。
一方、ホーマック昭和店(同市昭和1)では、オリジナル商品の売れ行きが好調だ。センサーが暗さを感知して点灯するオートライト、鍵を使わず4けたの暗証番号を用いるプッシュ式ロック、低反発の素材を用いたサドルなど、低価格でさまざまな新機能を付け、人気を呼んでいる。
各店とも、高校や大学通学用はピークを終え、今後は小中学校の自転車解禁に伴い、小中学生向けの需要が増えそうだ。
提供 - 函館新聞社
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