バスケ国体道予選へ向け成年男子が合同練習開始

update 2005/4/11 10:00

 バスケットボール国体道予選に向けた、成年男子の函館地区選抜チームが、このほど合同練習を開始した。24人の選抜候補選手は、今後、週1回の合同練習を重ねて7月に青函対抗戦に挑んだ後、最終メンバー12人に絞り込まれ、8月に行われる国体道予選成年の部に臨む。最初の目標である3年連続ベスト4、そして最終目標である打倒・札幌、旭川に向けて、チームの士気は始動早々高まっている。 招集した選抜選手候補が所属するチーム・団体は、昨年より3チーム多い11チームに上る。平均身長は昨年よりやや低いが、平均年齢は昨年より若返った。多彩な顔ぶれから成る個人能力、そして速さと若さで、昨年を上回るパワフルなバスケットボールを展開する。 初日の練習の冒頭、新山樹コーチが強調したのが、「協調性」。それは、メンバー同士だけでなく、オフェンス、ディフェンスの切り替えを早め、双方をバランスよくするなど、プレーの中身にも求めている。「時間は短い。いい意味での競争心を持ちながら、取り組んでほしい」と呼びかけた。 「どこまで選手、ベンチのバスケット観が一致して臨めるかが、ポイント」と新山コーチは力を込める。「自分のバスケットボールスタイルが確立された、大学生・社会人だけに難しい面もある。だが、候補選手には発想転換もして、自分のバスケに加えてこのチームのプレーをしてほしい」と、一体化を願う。 初日の練習には約20人が集まった。ボールハンドリングなどで体を慣らした後、早速、ミニゲームもした。選手にとっては最終選考に向けて実力をアピールする場にも。選手は声を出しながら、ウオーミングアップ段階から1つひとつのプレーを丁寧にこなしていた。 シード権を持つ札幌、旭川、函館、釧路に加えて、ノーシードの帯広も実力があり、組み合わせによっては初戦から厳しい試合も予想される。函館選抜は各選手の力をまとめ上げてチームの力にしようと、既に本番を意識し練習に励んでいる。

提供 - 函館新聞社



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