市内鮮魚店でくじら汁販売
update 2005/4/10 13:18
函館市内の水産業者などでつくる「函館くじら普及協議会」(藤原厚会長)は「くじらの日」の9日、函館水産物商業協同組合に加盟する鮮魚店などで「くじら汁」の特売を行った。訪れた客は、昔懐かしい味を堪能しようと早速買い求めていた。
同協議会は、昨年3月に毎月9日を「くじらの日」と制定。以来、さまざまなイベントを開催してきた。くじら汁の特売もその一環。使用する肉をツチクジラからより高級なミンククジラに替え、野菜の具も2割増量し、定価1200円のところをこの日は980円で売り出した。
同市弁天町の魚政小甲商店では30食を用意。ポスターのほかに3日前からくじら汁の見本を店頭に置くと、予約が殺到。「年配の人が多い地域柄、昔を懐かしんで注文しているようだ」と、15食以上を予約客に取り置くほどの人気ぶり。
来店した奥川澄子さん(62)・同市入舟町・は「野菜を買いそろえることを考えるとお得」と手を伸ばしていた。
提供 - 函館新聞社
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