函館市と道教大函館校が相互協力協定の調印

update 2005/4/8 10:22

 函館市と道教大函館校が教育、文化、学術や地域振興での協力関係を確認する、相互協力協定書の調印式が7日、ホテル函館ロイヤルで行われた。市や道教大の関係者が出席する中、井上博司市長と同大の村山紀昭学長が協定書にサインした。

 井上市長は「市と道教大函館校はこれまでも長い間、教育、文化、芸術等の分野で協力してきたが、協定締結によりさらなる連携を深めていきたい」とあいさつ。村山学長は「道南の教育において、大学としての責務を引き続き果たしていく」と述べた。

 調印式では、両者が同覚書にサインし、奥田亨副学長(函館校担当)を交えて握手を交わした。

 記者会見で今後の事業について、奥田副学長は「学生たちによる学校支援ボランティアを進めるほか、道南をフィールドに共同研究を立ち上げたい」とした。井上市長は「津軽海峡の環境問題を道教大の協力を得て取り組みたい」と述べた。

 覚書には、地域づくりや地域の福祉、国際化、産業振興など、10項目が盛り込まれている。協定の有効期限は3年間で、自動的に更新される。

提供 - 函館新聞社



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