GW旅行商戦好調
update 2005/4/8 10:22
ゴールデンウイークを3週間後に控え、函館の旅行代理店が活気づいてきた。連休が最大10日間取れる曜日配列に恵まれた上、日本国際博覧会(愛知万博)の開催が後押しし、キャンセル待ちが続出。「休む暇さえない」とうれしい悲鳴を上げている。
東急観光函館支店では、予約は昨年の1―2割増し。海外旅行では、韓国や香港などアジアへのツアーが好調だ。特に韓国は2割以上の増加。ただ、例年人気のリゾート地、タイ・プーケットはスマトラ島沖地震の影響で、予約は入っていないという。
国内では、愛知万博関連の商品がダントツ。会場周辺の宿泊施設が不足していることもあり、急きょ、東京・羽田空港間と会場を結ぶバスに宿泊する企画も用意し、万博客の囲い込みに余念がない。
同支店では、客の分散傾向も注視。「混雑を避け、ゴールデンウイークを外す客は1割にも上る。この新しいニーズに的確に商品を提供できるかが鍵」と話している。
JR北海道函館支社は、青森・弘前、秋田・角館など東北方面の花見が売り。例年より開花が遅れ、ゴールデンウイークに重なることを見越して、営業戦略を練ったが、29日出発を中心に各商品はほぼ完売。「例年より、客の動きは速い」という。同支社はリーズナブルな日帰りパックも追加販売している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。