ジュニア五輪水泳、テーオーSSの平森が自己新記録で3位
update 2005/4/7 13:13
このほど千葉県で行われ、第27回JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(日本水泳連盟主催)で、テーオーSSの平森澪(大野小5年)が、200メートル個人メドレー女子10歳以下の部で3位に入賞した。レースでは得意の平泳ぎで勢いをつけ、泳ぎ込みで培ったスタミナを最後まで維持。予選、決勝とも自己ベストのタイムを上回り、念願だったジュニアオリンピックカップで初めての表彰台に立った。「とてもうれしい。次は優勝したい」と、さらなる意欲を燃やしている。
ジュニアオリンピクカップ7回目の挑戦で、初の3位入賞。決勝でのタイムは2分32秒23で、これまでの自己ベスト2分36秒台を4秒も上回った。「大会前からいい調子だったので、積極的に泳げた」。銅メダルと賞状を手に本人も大満足の笑顔を見せる。
週6日の練習を欠かさず続けた。多い時には1日6000メートルを泳ぎこんだ。とりわけバタフライは苦手意識があったが、「最初に泳ぐ種目なので、少しでもタイムを上げなければ記録更新ができない」と、得意の平泳ぎ以上に取り組んだ。
予選でまず自己ベストを上回る2分34秒台をマークし3位で通過。いい気持ちのまま決勝に進んだ。決勝ではバタフライ、背泳ぎでやや出遅れたが、3種目の平泳ぎでばん回。平泳ぎでも同大会に出場するほどの実力を発揮して再びペースを上げ、最後の自由形でも落ちなかった。「ゴールの後、手応えはあった」。過去の大会では昨年の春季大会の50メートル平泳ぎでの7位入賞が最高。表彰台は「とても気分が良かった」と満足そうに語る。
大会後はお目当ての東京ディズニーランドに行き、春休みも楽しんだが、帰函後すぐに練習を再開。個人メドレーは昨年夏から本格的に取り組んだばかりで、伸びる要素は十分ある。次の目標タイムは2分30秒台。「もっとバタフライと背泳ぎをしっかり強化して、次は優勝したい」。入賞の喜びをやる気に変えて、練習に励んでいる。
提供 - 函館新聞社
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