利用客の安全輸送誓う/函館地区バス協が交通安全決起大会
update 2005/4/6 10:19
6日スタートの「春の全国交通安全運動」に先立ち、函館地区バス協会(会長・寺坂伊佐夫函館バス社長)は5日、函館バス本社で、交通事故防止の決起大会を開いた。飲酒運転の撲滅をスローガンに、利用客の安全輸送をあらためて誓った。
同協会による決起大会は初めて。2002年から2年間で、バス運転手の飲酒運転による事故が全国で相次いで発生。安全意識の向上と、市民への信頼回復を狙いに開いた。
加盟する道南のバス、タクシー業界18社から約50人が出席。寺坂会長は「襟を正し、運転手の点呼徹底や、マニュアルの総点検などを進め、利用客の信頼と安心を得たい」とあいさつした。
運転者を代表して、遠藤泰行さんがシートベルトの着用や、子供・高齢者の交通事故防止など重点目標を読み上げ、「安全輸送の確保が最大の使命と再認識し、協会を挙げて最善の努力を尽くしたい」と力を込めた。
同協会などによると、バスの飲酒運転事故は02年から昨年まで、全国で計11件を数える。最近では2月に岐阜県で発生している。
提供 - 函館新聞社
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