函館駅前整備が完了…「陸の玄関口」新たな1歩へ
update 2005/4/5 11:37
1998年度から土地区画整理事業が行われてきたJR函館駅前は、駅前広場の整備を終え、工事が完了した。駅前の一般車両用の駐車スペースも、4月から利用できるようになり、市民や旅行客の利便性も向上。北海道の「陸の玄関口」は、新たな第1歩を踏み出した。
同広場は、面積1万4500平方メートル。誰もが快適に利用できるユニバーサルデザインを採用した。タクシープールやバスターミナルのほか、3月には、滑りにくい工法で舗装した歩道も完成した。
一般駐車場は、駅舎手前の函館ハーバービューホテル側の879平方メートルに整備。40台分のスペースがあり、うち2台は身障者専用。段差を取り払い、車いす利用者が通行しやすくした。
料金は、最初の30分間は無料で、30分を超えて1時間までは200円。その後は30分ごとに100円追加される。24時間の駐車が可能。また、利用客の送り迎えのため、一般車両が停車できるロータリーも完成、一度に5台が止められる。
駅舎から国道5号に続く歩道は、ハルニレなどの並木道に。各所にベンチを設け、市民や観光客らの憩いの場とする。植え込みにもナナカマドなど広葉樹を中心に、約100本を植えた。
整備が完了したことに伴い、市の「函館駅周辺整備事務局」は3月末で解散した。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。