「管内の発展に全力を尽くしたい」…新田彰渡島支庁長、着任会見
update 2005/4/5 11:36
1日付の人事で発令された渡島支庁の新田彰支庁長が4日、着任した。新任の佐々木俊雄副支庁長とともに、渡島合同庁舎で記者会見し、「地域が何を求めているかを常に念頭に置き、管内の発展に全力を尽くしたい」と抱負を語った。新田支庁長の道南での勤務は初めて。
新田支庁長は地域の課題として、(1)市町村合併(2)北海道新幹線新青森―新函館間の着工(3)産業振興―などを列挙。合併については、「道南は他の地域より進んでいる」と評価し、「必要に応じて、各市町へ提言していきたい」と述べた。「函館市が水族館建設構想に合併特例債を用いるのは適当か」との記者団の問いには、「特例債は、地域の発展に必要な施設の設置に認められる。井上博司函館市長の意見を聞き、考えたい」と明確な回答を避けた。
新田支庁長は1948年空知管内由仁町生まれで、北大法学部卒。71年の入庁後、98年総務部人事課長、2004年環境生活部長などを経て現職。振り出しで赴任した網走支庁以来、ほぼ30年ぶりの支庁勤務となる。
佐々木副支庁長は1950年札幌市生まれで、北大水産学部卒。水産畑を歩み、函館での勤務は4度目。「噴火湾のホタテ養殖の安定化に努めたい」とあいさつした。
提供 - 函館新聞社
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