1月大型店売上高/前年同月比1・6%減の45億円

update 2005/4/4 10:30

 函館商工会議所がまとめた1月の函館市内第1種大規模小売店(大型店)8店の売上高は、前年同月比1・6%減の45億円で、19カ月連続で前年割れとなった。大雪など寒波の影響で客足が伸び悩んだのが主な要因。ただ、正月の初売りセールの売り上げが好調で、前月に比べ、マイナス幅は1・8ポイント縮小した。

 1月は8品目のうち、「サービス」と「身の回り品」が前年比プラスを確保した。サービスは、同21・9%増の1億2500万円と健闘。一部店舗で携帯電話の販売台数が伸び、昨年11月から3期連続でプラスを記録した。

 身の回り品は、同2・5%増の4億3400万円で、14カ月続いた前年割れを久々に解消した。

 主力の衣料品は、冬物のバーゲンセールが好調だったため、同2・2%減の16億9000万円と、ほぼ横ばいを維持。食料品も、同2・2%減の11億6900万円と、衣料品と同様に推移している。

 そのほかでは、雑貨が同4・9%減の4億2000万円で、4カ月連続のマイナス。家庭用品が同2・6%減の2億1900万円、食堂・喫茶が同9・1%減の6300万円で、ともに2003年11月から前年割れが続いている。

提供 - 函館新聞社



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