ドキュメンタリー映画「タカダワタル的」上映/満員の観客生ライブ満喫
update 2005/4/3 15:25
1970年代を代表するフォークシンガー、高田渡さんを追い続けた映画「タカダワタル的」が2日夜、市民映画館「シネマアイリス」(函館市本町、菅原和博代表)で上映された。記念イベントとして高田さんの「生ライブ」も開催。立ち見客が出るほどのにぎわいぶりで、来場者は“熱い一夜”を楽しんでいた。
映画は俳優の柄本明さんが企画し、タナダユキ監督が手掛けた65分のドキュメンタリー。東京を拠点に活動を続ける高田さんに密着し、貴重なライブ音源と日常生活でつづった意欲的な作品に仕上げられている。
昔からの大ファンだという会社員の男性(51)は「思っていた通りの素晴らしい映画。高田さんの人間味がにじみ出ていて楽しめました」と笑顔で話していた。
生ライブは、高田さんと前列の客までが1メートルほどと、アットホームな雰囲気で進行。独特の語り口で和ませた後、渋い声色で歌い上げられる「コーヒーブルース」や「朝日楼」などの代表曲に、来場者はうっとりと聴き入っていた。
提供 - 函館新聞社
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