新設合併としては初めて…新森町誕生
update 2005/4/2 10:19
【森】森町と砂原町が1日合併し、新「森町」が誕生した。「平成の大合併」としては昨年12月に周辺4町村を編入した函館市に続く道内第2号。新設合併としては初めてとなる。この日は本庁舎となった旧森町役場と、砂原支所となった旧砂原町役場でそれぞれ開所式が行われ、新たな町の出発を祝った。
開所式に先立ち森公民館では、選挙で新町長が決まるまで職務執行者を務める湊美喜夫・旧森町長が、職員ら約350人を前に「歴史も考え方も違う2つの町の人間が、今後は協力しながら一緒に仕事をしていかなければならない。互いの良い点を吸収し合って、町民の先頭に立ってリードしてほしい」と訓示した。続いて本庁舎前で湊氏と梶谷恵造・旧砂原町長らがテープカットし、新森町の幕が開けた。
この後、湊氏は砂原支所に移動。砂原町役場から森町砂原支所へと変えられたプレートの序幕式を行った。
新町の人口は1万9554人(3月31日現在)、面積は368・27平方キロ。
19日に告示、24日に投開票が予定されている町長選には湊氏と旧森町の元町議、松田兼宗氏(48)が立候補を表明している。議会は「在任特例」が適用され2007年3月31日まで、旧森町18人、旧砂原町14人がそのまま議席を維持。次回選挙は定数22となる。(小川俊之)
提供 - 函館新聞社
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