05年度函館開建予算 前年度と同額の404億円
update 2005/3/30 09:22
函館開発建設部は29日、2005年度道開発事業費の同開建実施分を発表した。総額は、前年度と同額の404億7500万円。目新しい新規事業はなく、継続事業中心の予算編成となった。
内訳は、メーンの道路整備事業が前年度比0・3%増の241億5600万円と微増。高規格道路「函館江差自動車道」上磯インターチェンジ(IC)―茂辺地IC間の整備を促進し、国道5号「亀田拡幅」(函館)を完成させる。同228号の茂辺地大橋(上磯)も年内の供用を目指す。
港湾整備事業は同3・2%減の50億5900万円。函館港で老朽化の著しい万代地区の岸壁を改良し、江差港では北埠頭(ふとう)国内物流ターミナル整備に取り組む。
水産基盤整備事業では砂原、函館、臼尻(旧南茅部地域)などの漁港整備に35億9400万円(同6・7%減)を計上。治水事業は、美利河ダム(今金)の魚道整備促進に18億300万円(同14・4%減)を充てる。
このほか、農業農村整備事業は後志利別川や大野平野地区のかんがい排水などに29億700万円(同21・8%増)、空港整備事業は函館空港ターミナルビル周辺の駐車場整備などに5億8000万円(同3・5%増)を盛り込んだ。
提供 - 函館新聞社
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