未来大が東高と高大連携/高3生の受講受け入れ
update 2005/3/29 10:07
公立はこだて未来大学(中島秀之学長)は新年度から、初の高大連携として、函館東高校(森武校長)の生徒の受講を受け入れる。同高の3年生が同大の学生とともに講義を受ける取り組み。同大は「未来大の教育に関心を持ってもらう良い機会。学生にとっても刺激になる」と話している。
同高の生徒は以前から、体験学習の一環として同大の講義を受けていた。ただ、高校生向けに組まれた授業で、実際の大学のカリキュラムそのものではなかった。今回は地域貢献のほか、生徒に進路選択の材料にしてもらおうと、連携を決めた。
科目は同大1年生が選択する、コンピューター関連の基礎を学ぶ情報機器概論。同高3年の5人前後が4月から7月までの毎週火曜日、全15回の講義を受ける。
同大としての単位は認めないが、同高は学外での学習として単位認定をする。このほか、生徒たちは図書館などの付属施設利用も許可される。
同大は「学生の確保にもつながる。今後、他の高校にも拡大していきたい」としている。
提供 - 函館新聞社
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