ガゴメパンやデザートも/創作料理発表会
update 2005/3/29 10:07
函館市を代表する食材としての期待が高まるガゴメ(トロロコンブの仲間)を使った創作料理の発表会が28日、同市湯川町の湯の川観光ホテルで開かれた。「函館割烹(かっぽう)調理師会」(松金正治会長)と「湯の川調理研究会」(豊島努会長)の主催。両団体の調理師が考案したガゴメ料理約50品がずらりと並び、漁協や行政などの関係者が味を確かめた。
新年度から市が着手するガゴメの養殖・増殖事業を前に、消費拡大を目指して企画した。3月上旬に市が両団体の顧問を務める調理師・秋保栄さんに依頼。市の委託で根崎漁協が養殖したガゴメを使用した。
テーブルにはスープやパスタなどの洋食をはじめ、軍艦巻きや揚げ物などの和食、バンバンジーなどの中華、パンやプリン、ババロアなどのデザートまでが勢ぞろい。味見した出席者からは「とろみがおいしい」「健康に良さそう」といった声が聞かれた。
「これまでは(ガゴメを)おつゆの実に使っていた」という同漁協女性部の沢田君子さん(65)は「イカの上に刻んだガゴメを乗せた“イカのガゴメコンブかけ”がおいしかった。家庭でも手軽に作れそうなので挑戦したい」と張り切っていた。
市は会場で両団体に感謝状を贈り、「1カ月後をめどに、メニューをホームページなどで市民に公表したい」としている。
提供 - 函館新聞社
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