大学、短大、高専8機関と市連携
update 2005/3/28 10:02
若者にとって魅力あるまちを形成していく方策の一つとして、函館市内にある大学や短大、高専の8機関は新年度から、「高等教育機関連携事業」に取り組む。将来的には、地域と高等教育機関を含めた連携事業を企画・コーディネート・実施する「大学センター」(仮称)の設立を目指している。
相互連携するのは、公立はこだて未来大、函館大、道教育大函館校、北大水産学部、函館工業高等専門学校、函館大谷短大、函館短大、ロシア極東国立総合大学函館校。
新年度は、合同広報紙「はこだてキャンパスプレス」の発行、合同公開講座の開講、合同企業説明会の実施などを予定している。また、2006年度以降の実施に向け、学生確保のための合同説明会や、単位互換、共同講義の調査・検討も行う。
06年度以降には、地域高等教育機関学長等懇談会や大学センター設置検討会議を開くほか、学長ら8機関の代表者が集う「大学間連携推進協議会」の設立についても検討する方針。
当面、市企画部に事務局を置くが、将来的には構成するどこかの機関に設置される見通し。
少子化による大学間競争の激化など、高等教育機関を取り巻く状況は厳しさを増し、魅力ある大学づくりが急務とされている。同時に産学官連携による、地元の経済・産業界への貢献も期待されている。
こうした中、さまざまな分野に分かれ、学科の重複が少ない同市内の高等教育機関が、相互連携により「函館総合大学」として機能しながら、地域に開かれた組織づくりに取り組むことで合意した。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。