ルート運営代表者会議発足/シーニックバイウェイ
update 2005/3/27 17:19
地域住民と行政が連携し、景観に配慮した周遊道路づくりを進める「シーニックバイウェイ」のルート運営代表者会議が26日、道南で発足した。函館・大沼・噴火湾エリアが対象で、函館、七飯、大野の21団体が参加。秋までに詳細なルートを決め、展開する事業の計画をまとめる。
同日、市内のホテルで設立総会を開催。会長に金道太朗・函館湯の川温泉旅館協同組合理事長が就任したほか、各地域に地区代表を設置。「観光・まちづくり」「沿道景観・美化・緑化」「自然・アウトドア」「情報・ボランティア」の4分科会も設けた。各分科会がテーマごとに事業計画案を策定して、同会議で精査する。
総会では、各分科会がワークショップで今後の方針を議論。「景色と歴史を洗い直し、語り部を募る」(景観)や「新しい拠点をつくるのではなく、既存施設の魅力を高める。体験型のキャンプ・ラリーを実施したい」(自然)―などのアイデアが出された。
シーニックバイウェイは国土交通省などが推進する事業で、同会議は現地を視察し、本格的な協議に入る予定。9月には、同エリアの国道・道道をシーニックバイウェイに指定するよう、開発局などでつくるシーニックバイウェイ北海道推進協議会に申請する。
提供 - 函館新聞社
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