ドキュメンタリー映画「タカダワタル的」シネマアイリスで4月2日から上映

update 2005/3/27 17:19

 ドキュメンタリー映画「タカダワタル的」。1970年代を代表するフォークシンガーの日々に迫った作品が、函館市本町の市民映画館「シネマアイリス」(菅原和博代表)で、4月2日から上映される。初日は高田渡さん自身が生ライブを行うなど、記念イベントも同時開催。菅原代表は「現代人が忘れかけた『人間味』がにじみ出ている刺激的な作品」と、来場を呼び掛けている。

 高田さんは、東京・吉祥寺を拠点に音楽活動を続けている。惜しみなく愛を注ぐのは、「歌と酒」―。ステージ中に居眠りするなどのユニークな“エピソード”にも事欠かず、周囲を飲み込む魅力と存在感に、多くのミュージシャンの尊敬を集める。

 映画を企画したのは高田さんの大ファンである俳優柄本明さん。「映画界の異端児」と各方面から注目を浴びるタナダユキ監督が、メガホンを取った。

 昨年秋に東京で上映した際には、連日満席の盛況ぶりだったという。今回もチケットの売れ行きは順調で、往年のファンから若者まで幅広い世代の関心をさらっている。菅原代表は「高田さんの人柄が前面に出た新鮮な映画。つつましさにあふれた歌と語りに、酔って」。

 2日はシネマアイリスと、音楽イベントなどを手掛ける「泰安洋行」の共催で午後6時半から映画を上映。同8時から高田さんのライブを開く。当日は泰安洋行の新作フリーペーパーも、配布する予定だ。

 前売り券は4000円(71席限定)で、シネマアイリスなどで発売中。上映は8日まで。問い合わせは、水花月茶寮TEL0138・45・6737。

提供 - 函館新聞社



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