道警函館方面本部長に久門孝三氏
update 2005/3/26 13:43
警察庁は25日、勇退する道警函館方面本部の角森正人本部長(警視長)の後任に、久門孝三道警本部交通部長(警視正)を充てる人事を発表した。28日付。
【道警函館方面本部長】久門孝三(くもん・こうぞう)
1966年巡査。岩内署署長。道警本部警務部教養課長兼通訳センター所長。釧路署署長。道警札幌市警察部長兼道警本部警務部参事官、警務課長。道警本部交通部長。十勝管内更別村出身。58歳。
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勇退する道警函館方面本部の角森正人本部長は25日、同本部内で離任会見を開いた。角森本部長は冒頭、「矢継ぎ早に情勢が変わる忙しい毎日だったが、やりがいも多かった」と1年間の任期を振り返った。
本部長在任中に印象に残った事件として、昨年6月に市内東川町で発生した殺人を挙げ、「まだ解決しておらず、残念な事件としても脳裏に焼き付いている。必ず検挙できるよう、後任に託したい」と語った。このほか、同12月に市内湯浜町で女性の遺体が見つかった殺人事件などに触れ、住民の協力へ感謝を示し、捜査員の労をねぎらった。
一連の道警報償費問題に関しては「本来、コメントできる立場にはないが、道民のために頑張っている警察の現状を理解してほしい」とし、後輩警察官に「今後は大量に退職者が出るだけに、捜査のプロとして早く成長してもらいたい」と思いを託した。
提供 - 函館新聞社
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