新たな顕彰制度を創設へ/文化芸術振興条例検討懇話会

update 2005/3/26 13:42

 第5回函館市文化芸術の振興に関する条例検討懇話会(安東璋二会長、委員18人)が25日、市役所本庁舎で開かれた。同条例は顕彰規定を設ける方針で、既存の顕彰制度(市文化賞)とは異なる顕彰とすることを確認した。

 委員8人が出席。市には文化発達に貢献した個人・団体を表彰する市文化賞条例(1966年施行)がある。市教委は、同条例と、検討中の新条例を一本化した場合と、併存させた場合のメリット、デメリットなどを説明し、両条例の整合性について協議。

 委員からは「顕彰される対象が重なる可能性が高い」といった意見が寄せられるなどした結果、「既存の顕彰制度とは別なものとして新たな顕彰を考えていく」との方針でまとまった。

 市教委は、現制度で被表彰者を選考する市文化芸術振興審議会に関し、「一本化すると文化芸術振興施策や選考以外の作業を負うことになり、それは難しいのでは」と述べ、市教委としても併存させたい意向を示した。

 今後、どういう人を顕彰対象とするかなどについて議論を深めていく。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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