駒ケ岳テーマに防災講座
update 2005/3/24 11:01
函館市消防本部で23日、市民防災講座・はこだて防災塾が開かれた。この日は駒ヶ岳がテーマで、市内の自主防災組織の担当者ら約50人が、日ごろの備えの重要性について再確認した。
市は市町村合併で、活火山の恵山を抱えることになったほか、旧南茅部町が参加していた駒ケ岳火山防災会議協議会にも加盟した。これまでにはなかった火山災対策を進めようと、新たに市民向けに同防災塾をスタート。年5、6回程度の開催を予定している。
初回の講師には森町防災消防対策室長で、同協議会事務局次長の中西清氏を招いた。
中西氏は「駒ケ岳近隣での温泉入浴や恵山での登山など、国内では年間約1億人が活火山や周辺に足を運んでおり、われわれは火山と共生している」と話した。その上で「駒ケ岳は噴火の周期が不明。やはり、被害を最小限にするには日常からの防災意識が不可欠」と強調した。
このほか、札幌管区気象台から森町へ派遣されている谷口正実氏が駒ケ岳の最新の活動状況について報告した。
提供 - 函館新聞社
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