函大生と旭ケ岡の家の入所者が交流
update 2005/3/24 11:01
函館大学(小笠原愈長)の学生と福祉施設「旭ケ岡の家」(フィリップ・グロード理事長)に入所するお年寄りが23日、同大で交流した。学生の招きで入所者13人が大学を訪問、学生とともにパフェを手作りするなどして、楽しく過ごした。
参加したのは、IT専攻塾の学生10人。同大では専攻塾が開設された3年前から毎年春、夏、冬の長期休みを利用して学生が施設を訪問。パソコン操作の指導などを通して入所者との交流を続けている。
この日は、学生がパフェの作り方をパソコンやスクリーンを利用して説明。その後、入所者が学生に手伝ってもらいながら、生クリームや果物を盛り付け、彩り豊かにパフェを仕上げた。完成後はおいしく味わい、昼食も学生と入所者がともにした。最後は、入所者の顔写真入りのマグカップが、学生から入所者一人ひとりにプレゼントされた。
古川こなみさん(74)は「パフェを食べるのは初めて。私たちが小さいころはなかったので、うれしい。若い人と話をすると刺激になっていいですね」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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