四季の杜公園、4月に全面オープン

update 2005/3/21 13:34

 道が1998年度から整備を進めてきた「道立道南四季の杜(もり)公園」(函館市亀田中野町)が、4月1日に全面オープンする。先行オープンしている「花の丘」「野原の丘」に加え、里山をイメージした「里の森」「小川の里」の2ゾーンを新たに開放。新たな散策路や体験学習用の水田などを整備したことから、自然とふれ合う家族連れや小中学生らで一層にぎわいそうだ。

 「里の森」(22・5ヘクタール)には、ミズナラやカツラなどが自生する。かつてカラマツやトドマツなども植樹されており、自然散策のための管理道路を設けた。ベンチやあずまやなどの休憩施設もある。春にはミズバショウの群落も見られる。

 「小川の里」(16ヘクタール)には、近くの川から水を引き、27アールほどの水田を造成した。自生するハスなどの湿性植物を展示する植物園も設けた。体験講座用の板張りのセンターハウス「里の舎(いえ)」がある。

 同公園を管理する市住宅都市施設公社は「新たな2ゾーンでは、体験学習を通じて自然との共生を実感してもらえれば」と話す。市民を対象にした、昆虫観察会や稲作体験などでの活用を見込んでいる。

 同公園は道が整備し、広さは五稜郭公園の約2・5倍の65・1ヘクタール。道内7番目の道立公園で98年度に着工した。総工費は約51億円。

 2003年7月に、ツツジなどの花畑が広がる「花の丘」(12・1ヘクタール)と複合遊具施設のある「野原の丘」(14・5ヘクタール)の2ゾーンが先行オープンした。

提供 - 函館新聞社



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