市内でパートで化粧品商戦

update 2005/3/21 13:34

　函館市内のデパートの化粧品売り場がにぎわっている。就職や進学期に加え、季節の変わり目に合わせ新色や紫外線対策商品を求める女性が多いことから、この時期はクリスマスと並ぶ書き入れ時。メーク指導などをするデパートならではのサービスを求めて訪れる人も多い。

　化粧の低年齢化が進んでいることから、以前のように初心者が道具一式を買いそろえる場面はめったにみられない。しかし、棒二森屋（若松町）１階の「資生堂」コーナーでは「ファンデーションの色や基礎化粧品など、自分の肌の特徴に合ったアドバイスや商品を求める人が多く来店する」という。

　人気の高いアイテムは唇のつやを出すリップグロス。同店では数年前から４０―５０代の年齢層にももてはやされている。「若い女性は元気に、４０―５０代の女性は若々しく見えるのが人気の理由」という。

　紫外線対策はすでに始まった。丸井今井函館店（本町）１階の「クリスチャンディオール」コーナーでは、３月上旬から紫外線に対応した基礎化粧品などを扱い始め、ここ数日の暖かさで売り上げが伸びている。

　同店は「女性にとって化粧は身だしなみのひとつ。ファンデーションまでのベースメークと、マスカラ、リップグロスだけでもきちんとした印象になる」とアドバイスしている。

提供 - 函館新聞社

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