砂原町閉町式…新たな出発に向け結束を誓う

update 2005/3/20 13:34

 【砂原】4月1日に森町と合併し、新「森町」となる砂原町は19日、砂原町民会館で閉町式を開いた。両町関係者ら約200人が出席し、開村から約100年にわたる歴史を振り返りながら、新たな出発に向けて結束を誓った。

 梶谷恵造町長は式辞の中で「砂原町の名前が消えることは断腸の思いだが、住民相互が一体感を持ち、合併してよかったと思える町づくりに協力してほしい」と呼びかけた。

 来賓の前田晃渡島支庁長は「駒ケ岳噴火など幾多の困難を乗り越え、豊かな町づくりを行ってきたことに敬意を表する。合併後もさらなる発展を願っている」とあいさつ。合併相手である森町の湊美喜夫町長は「厳しい経済状況の中、合併は苦渋の決断だったが、今後は両町の歴史・文化を大切にしながら、共通の資源や産業を生かした町づくりに力を入れたい」と述べた。

 最後は梶谷町長と坂本喜達町議会議長が町旗を降納すると、出席者は感慨にふけっていた。

 森町の閉町式は25日に行われる。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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