区画整理事業の中核的組織としての活動目指す…法華寺通り商店街組合設立総会
update 2005/3/20 13:33
【江差】江差町本町の法華寺通り沿いにある、小売店など18社で組織する「法華寺通り商店街組合」の設立総会が18日、本町集会所「寄来所(よっこらしょ)」で開かれた。同組合は、町内の中心市街地に位置する商店街として、商店街活性化とともに、課題となっている区画整理事業の中核的組織として活動を進める方針だ。
総会では、会長に三国新吉氏(ミクニミート)、副会長に笹浪一始氏(笹浪精肉店)、大古正平氏(オオフル建築設計事務所)を選出。毎年、寄来所を会場に開催している実演販売事業の継続、街区内の空き店舗対策などを盛り込んだ2005年度事業計画を決定した。
会長に選出された三国氏は「組合の目標は商業振興とともに、TMO(タウン・マネジメント・オーガナイゼーション)事業による商店街整備が大きな課題だ。江差で末永く愛される商店街づくりを目指したい」とあいさつした。
総会に出席した濱谷一治町長は「06年度事業として、町も商店街整備事業を進めていきたい。街区内での新しい商店街形成に向けて国や道に支援を求めていくには、より特色のある商店街づくりが必要だ」と述べた。
同商店街は、通称「法華寺通り」沿いの約80メートル区間に、食品や家電、菓子店など小売店を中心に18の事業所がある。エリアは約5000平方メートル。町外への購買力流出の歯止めとして、駐車場や中心的施設の整備、老朽化した店舗の改築が課題となっている。同組合は、中心市街地活性化法に基づくTMO事業、土地区画整理事業を視野に積極的な活動に取り組む方針だ。
提供 - 函館新聞社
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