父母らが選手、OBをバックアップ/函工硬式野球部後援会が設立
update 2005/3/19 10:10
函工高硬式野球部(小早川賢輔監督)の活動を支援しようと、元部員の父母らが中心となり、「函工硬式野球部後援会」を旗揚げ、18日、函館市内のマリエール函館で設立総会と懇親会を開いた。大会の応援や資金、道具援助などを通じて部や現役部員を支援するほか、プロ野球中日ドラゴンズの石川賢投手など、プロや大学などで活躍するOB選手をバックアップ。会員も募り、既存のOB会などとも連携を深めながら、同部を支援する。初代会長には元父母会会長の佐藤和雄さん(鹿部町)が就任した。
部の活動はこれまで、主に現役部員の父母会が援助。だが、人数や世代に限りがあり、まとまった援助が難しいのも現状だった。一昨年石川投手のドラフト指名を受けて開かれた祝賀会で、“古豪”函工野球部を応援しよう―との機運が高まり、元父母会会員有志が後援会設立に向けて準備を進めてきた。
既に約60人が入会、この日の設立総会と懇親会には約40人が出席した。部の支援や現役父母会との交流などの事業計画や、役員を審議・承認。出席役員が順にあいさつし、今後、函工野球部を積極的に応援していくことを確かめ合った。
佐藤会長は「今後卒業する部員の親にも加入を呼びかけるので、人数は毎年増えていくはず。部員が野球に専念できるよう、精いっぱい支援していきたい」と話し、小早川監督は「父母会は他の有力校の指導者からも褒めていただくほど、日ごろから積極的に協力してくれているが、後援会発足でさらに頼もしく、ありがたい」と喜んでいた。
同会では活動に賛同する元父母会会員や一般の入会も呼び掛けている。問い合わせは幹事長・事務局の野寺正樹さんTEL090・3462・6900。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。