グリーンピア大沼、森町と現地法人が契約調印

update 2005/3/17 12:16

 【森】総合レジャー施設「グリーンピア大沼(旧大規模年金保養基地)」の森町と現地法人「グリーンピア大沼」(宮田富夫社長、資本金1000万円)との賃貸借契約調印式が16日、同施設で行われた。これにより同施設の運営は年金保養協会から民間へと移行。同社は公設民営方式で黒字転換を目指す。

 同施設は1980(昭和55)年に特殊法人・年金運用基金(東京)が開設。ホテル、スキー場、キャンプ場などを備えた総合保養施設として利用されてきたが、政府の行革方針から2005年度末までの廃止が決定。新たな運営事業者として兵庫県を中心に焼肉店やホテルなどを経営する「村上グループ」(村上真之介代表)が現地法人を立ち上げ運営を引き継ぐことになった。

 町は同施設を1億5645万円で購入しており、年額賃貸料は2000万円で、契約期間は5年間。従業員74人は全員継続雇用された。

 調印後の記者会見で湊美喜夫町長は「民間のノウハウを生かし、道南の拠点となる保養施設となる場所を目指していきたい」、宮田社長は「従業員一人ひとりの意識を変革し、お客さまに『グリーンピアは良くなったね』と言われるように頑張りたい」と抱負を語った。

 なお施設名は旧来の愛称である「グリーンピア大沼」をそのまま引き継ぐ。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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