芸術ホールが上松さんらのリサイタルシリーズ券20日から販売
update 2005/3/16 10:00
函館市芸術ホールは、2005年「リサイタルシリーズ」の3回シリーズ券(8000円)を20日から販売する。今回のリサイタル出演者は、アルパ(竪琴ハープ)奏者、上松(あげまつ)美香さん(5月15日午後2時)と、ピアノ奏者、小菅優さん(6月17日午後6時45分)、バイオリン奏者、奥村愛さん(7月31日午後2時)の3人。昨年に続き人気、実力をそなえたアーティストが顔をそろえた。3回シリーズ券は同ホールで4月15日まで販売する。
リサイタルシリーズは同ホールの柱となる事業で、日本を代表する演奏家を招き開催している。今年は将来の音楽界を担う若手中心に人選した。
アルパの上松さんは1998年にパラグアイ最大の音楽祭「グアランパレ・フェスティバル」に出演し、翌年には全日本アルパコンクールで優勝。中南米や日本で演奏活動をし、CDもリリース。テレビ出演も増え「アルパの妖精」として人気を集めている。
小菅さんは10歳からヨーロッパに在住し、ベルリンやウィーン、パリなどで精力的に演奏会を重ね、若々しい感性と高度なテクニックは現地でも高く評価されている。「21世紀のピアノ界をけん引するワールドワイドな大器」と特にヨーロッパでは注目を集めている若手ピアニストだ。
奥村さんは1999年のスーパークラシック・オーディションバイオリン部門1位など、数々のコンクールで入賞。2002年にはCD「愛のあいさつ」でデビューし、新人としては異例の2万枚を越える売り上げ枚数で話題を集めた“癒し系”バイオリニスト。
3回シリーズ券は全席指定席から全席自由席にした。公演の1週間―10日前には出演者の曲をあらかじめ聴くCDコンサートも予定している。
同ホールの鹿内正紀副館長は「函館ではなかなか聴くことができない演奏家を招くことができた。多くの人に心豊かな気持ちで聴いてほしい」と話している。
シリーズ券のほかに各公演1回券も4月17日から販売。一般3500円、学生2500円(それぞれ当日500円増し)。同ホール、松柏堂プレイガイドなどで販売。問い合わせは同ホールTEL0138・55・3521。
提供 - 函館新聞社
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