青函トンネル記念館が4月23日オープン、かまぼこ型の外観もほぼ完成
update 2005/3/16 09:58
【福島】青函トンネルの町、福島町が昨年から建設を進めている「青函トンネル記念館」は、4月23日にオープンすることが決まった。当日はテープカットなどセレモニーも予定。開館を1カ月後に控え、かまぼこ型の外観もほぼ完成し、町制施行50周年の記念すべき年に花を添える。
町は、道立だった旧館が2002年10月に閉館したのを受け、町営施設の建設に着手した。パネルや写真の展示が中心だった旧館から、体験型のコーナーに力点を置いた内容にリニューアルする。
オープンを前に、国道228号に面した記念館の入り口には、トンネルを想起させるかまぼこ型の外観が見える。常設展示、多目的ホールとシアターの2棟が並び、完成の日を待つ。
内部はトンネル工事からJR津軽海峡線開通までの歴史を、掘削機など実物の資料を展示して紹介。地下240メートルにあるトンネル内部を体感できるミュージアムなどもあり、大人も子供も楽しめる内容だ。
常設展示は、青函トンネルにまつわる物語やトンネルミュージアムなど4つのテーマごとに分け、町の歩みが視覚的に分かるようにした。
屋外の駐車場は一般車両や大型バスを含め、85台を収容する。トイレは24時間使用でき、観光客が立ち寄れる「道の駅」の機能も兼ね備える。
新館の入館料は、大人400円、高校生以下200円。また、隣接する横綱記念館にも入館できる併用のチケットも作る予定。大人700円、高校生以下350円で販売するなど、入館者増の相乗効果を狙う。
提供 - 函館新聞社
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