新路線就航で函館・帯広相互訪問
update 2005/3/15 11:42
「漁業」と「観光」のまち函館と、「農業」と「広大な自然」のまち帯広―。エアトランセの新路線就航に合わせ、両市の経済界関係者らは14日、双方の市役所などを訪れ、交流の扉をたたいた。異なるタイプの両市だけに、関係者は新たな交流の創出に期待を寄せている。
函館空港振興協議会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)の野崎隆夫幹事長(函館商工会議所事務局長)、内村正幹事(函館国際観光コンベンション協会専務理事)ら5人は、帯広市役所、帯広商工会議所、十勝観光連盟、帯広観光コンベンション協会などをあいさつ回りした。
このうち同市役所では、砂川敏文市長と懇談。野崎幹事長は「揺れのない快適な旅で十勝が身近になった。十勝の観光資源をアピールし利用促進に協力したい」と笑顔で語り、十勝や世界ラリー選手権(WRC)のイメージ画像を収録したDVDを受け取った。内村幹事は「六花亭製菓が五稜郭地区を中心に活躍している。ぜひ桜の時期に訪れてほしい」と呼び掛けた。
一方、とかち帯広空港利用促進協議会(会長・砂川帯広市長)の岩野洋一副会長(帯広商工会議所会頭)ら8人は、函館市役所の木村孝男助役を表敬訪問した。
岩野副会長は「函館と帯広の新しい経済交流の始まりと感じている。両地域でエアトランセを応援して地域の交通ネットワークを育てていきたい」と述べた。木村助役は「この路線を大事に育てたい思いは同じ。人、物の活発な交流を期待している」と応じた。
一行は同日、旧函館区公会堂、函館山からの夜景などを見学した後、15日に帯広に帰る予定。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。