スキー回転の佐々木明がトリノ五輪内定

update 2005/3/15 11:42

 スイスのレンツェルハイデで13日行われた、アルペンスキーのワールドカップ(W杯)最終戦最終日の回転競技で、大野町出身の佐々木明選手(ガーラ湯沢)が12位、種目別総合14位とし、来年のトリノ五輪日本代表選手に内定した。佐々木選手のオリンピック出場は、前回2002年のソルトレーク五輪に続いて2大会連続。

 全日本スキー連盟はトリノ五輪内定条件として、総合15位以内としており、佐々木選手は要件を満たした。スキー競技での日本代表内定選手は佐々木選手が初めて。

 同町細入の佐々木選手の実家では、同日夜、佐々木選手の父・悦郎さん(56)、母・満智子さん(56)や集まった地元関係者らが、最終戦をテレビ観戦。佐々木選手の出場内定が決まると、祝杯を挙げて喜んだ。

 オリンピック選手佐々木明後援会では、6月に予定されている佐々木選手の帰町に合わせて激励会を企画。横断幕の設置なども検討している。大野町スキー協会の花巻昭英会長は「前回の経験を生かしていい結果を残してくれるはず。ぜひメダルを」と期待を込めて話していた。

提供 - 函館新聞社



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