函病にリウマチ科設置へ／市内３カ所目

update 2005/3/13 13:53

　市立函館病院（長谷川正院長）は４月にリウマチ科を新設する。専門医が週３回程度の診療を予定している。市内にある病院で同科を開設するのは３カ所目で、診療所を含めると１７カ所目。同病院は「診療各目が２３に増え、病院としての機能がさらに高まる。患者数の増加につながれば」と期待している。

　同病院は医師の派遣を受け、２００１年１０月からリウマチ外来を月１回、開設。患者数の増加を受け、０２年２月から診療日を月２回に増やした。その後も患者数は伸び、０４年４月から日本リウマチ学界認定の専門医を常勤とし、外来の診察回数を週３回にしていた。

　新設後の体制は従来通りだが、診療科目として掲げることで、病院としての機能を一層、市民にＰＲできる。また、市内には外科系のリウマチ専門医が多い中、同病院の担当医は内科系の医師で、患者の選択肢拡大にもつながると期待される。

提供 - 函館新聞社

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