新規航空会社のエアトランセが13日就航確定

update 2005/3/12 13:30

 函館―帯広間の空路開設を目指す新規航空会社、エアトランセ(函館市高松町、江村林香社長)が11日、整備体制などを確認する東京航空局の運航管理施設検査に合格した。これにより、すべての許認可がそろい、13日の就航が確定。関係者の間では、安どの声が広がっている。

 就航日をめぐっては、1月31日に記者会見し、13日の初便運航を発表。ただ、新規参入のためノウハウ不足もあり、各種検査が思うように進まず、全検査合格が予定日に間に合うかは、微妙な情勢だった。

 同社は「予約の受け付けでは、『就航がずれ込むかもしれません』と断りを入れなければならなかったが、今後は胸を張れる」と大喜び。「満席はまだ初日だけ。今後積極的に営業し、搭乗率を上げたい」と意気込みを語った。

 使用する機材は、米国製双発プロペラ機「ビーチ1900D」(18人乗り)。陸路で6時間かかる同間を約1時間で結び、1日2往復する。運賃は片道2万5000円。予約センターはTEL0138・57・3180。

提供 - 函館新聞社



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