今冬最高の積雪63センチ
update 2005/3/12 13:30
低気圧の通過に伴い道南地方は10日夜から大雪に見舞われ、11日、函館市内の積雪は2月17日と並ぶ今冬最高の63センチに達した。3月としては、1985年以来20年ぶりに60センチを超えた。函館海洋気象台によると、平年の11日時点の積雪量は14センチで、近年にはない多さ。当面、冬型の気圧配置は続き、“雪国の春”はまだまだ先のようだ。
同気象台によると、10日午後3時ごろまでの積雪量は42センチ。11日午前9時までの24時間の降雪量は21センチで一気に記録的な積雪となった。
11日朝までに雪はやんだが、時折みぞれが降るなど終日どんより曇った天候。陸、空、海の交通機関に大きな乱れはなかったが、玄関先や駐車場などの除雪作業に追われる市民の姿が目立った。
この日の最高気温は2・1度(午後1時11分)で平年を下回ったが、1日を通してそれほど冷え込まず、午後4時現在で54センチまで雪解けは進んだ。一部幹線道路はアスファルトが見え出したものの、歩道などの路面はシャーベット状となった。
11日夜から道南地方は再び冬型の低気圧が通過し、12日から13日かけ大雪になる見通し。
提供 - 函館新聞社
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