函工高工業化学科1年生40人が危険物取扱者乙種4類に全員合格
update 2005/3/11 10:45
函館工業高校(寺下征夫校長)の工業化学科1年生40人がこのほど、危険物取扱者試験で全員合格した。昨年5月から今年2月にかけ、3回にわたって受験に挑み、合格を手にした。
試験は、危険物取扱者乙種4類。消防法に基づき消防試験研究センターが実施する国家資格で、同校では毎年同科1年生が受験している。1年時の全員合格は初めて。
年4回実施される試験のうち、昨年5月に38人が受験し32人が合格。残りの8人が昨年7月に受験し、6人合格。最後の2人は今年2月の試験に再挑戦し合格した。
生徒たちは、昨年5月から「全員で合格しよう」と声を掛け合い、授業のほか、放課後の補習に連日参加するなどして試験対策勉強に励んできた。合格した生徒も受験前の生徒を励ましたり、勉強を教えたりして、一緒に合格を目指してきた。最後の2人のもとに合格通知が届いた際は、メールで連絡し合うなどして喜んだという。
工業化学科長の井元太一教諭は「合格率30%台の試験なので、1年生のうちに全員合格するのは難しい。クラス一丸となって頑張った結果が出て良かった」。学級委員長の中塚鷹一君は「同じことに向かって頑張れたので、2年、3年でもまたみんなでいろいろなことに挑戦したい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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