渡島信金が14日から営業時間延長
update 2005/3/11 10:43
渡島信用金庫(森町御幸町)が14日から、一部店舗の窓口営業時間を3時間延長し、午後6時までとする。道南の金融機関では初めて。4月のペイオフ(預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)解禁を目前に控え、午前9時―午後3時体制を続ける他の金融機関との差別化を進める考えだ。
対象は本店のほか、函館(函館市松風町5)、亀田(同市美原4)、八雲(八雲町本町)の3支店。預け入れや払い戻し、融資申し込み、各種相談業務などを窓口で受ける。4店は同信金内では、来店者の多い店舗。「共働き家庭を中心に延長を望む声が多い上、ペイオフ解禁後の競争激化に備え、利便性を高める必要があった」と説明する。
営業時間の延長は、首都圏などで急増しているが、道内では珍しい。金融機関の窓口は銀行法上、平日午前9時―午後3時に営業しなければならないが、延ばす分には問題はない。ただ、閉店後の残務があり、延長で人件費が膨らむため、各金融機関は横並びで、避けてきた経緯がある。
同信金は、2交代制を敷くなどして、対応する方針。「経費の都合もあり、当面は4店にとどめたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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