インフルエンザ患者数減少/流行はしばらく続く見通し
update 2005/3/8 10:42
道南で猛威を振るっているインフルエンザは、第9週(2月28日―3月6日)の患者数が函館、渡島、江差の各保健所で減少に転じた。ただ、各保健所で警報、注意報発令が続いており、流行は今後しばらく続きそうだ。
第8週(2月21日―27日)に患者報告数が330人となり、今季初の警報を発令した市立函館保健所(定点医療機関11カ所)では、第9週は277人に患者数が減少した。定点平均は25・18人となり、警報を解除、注意報発令を継続した。
渡島保健所(同7カ所)では、第7週(2月14日―20日)の331人から第8週は309人、第9週は233人と減少している。定点平均は33・29人で、警報は継続している。
江差保健所(同3カ所)は、今季初の警報を発令した第8週の148人から、第9週は132人に減った。定点平均は44人で、警報は継続。流行は依然として続いている。
今季のインフルエンザは、例年に比べ流行の時期が遅いのが特徴。ウイルスの主流はB型。市立函館保健所の第5週(1月31日―2月6日)から第8週の患者では、A型ウイルスが約5%に対し、B型ウイルスは約95%となっている。
学校などでは、インフルエンザを含む集団風邪で閉鎖する事例が多く、函館市内では8日から新たに高盛、日新、臼尻の3小学校が学年閉鎖する。市内の公立小中学校や幼稚園における今シーズンの閉鎖はこれで、38校111学級(うち学校閉鎖1、学年閉鎖40)になる。
提供 - 函館新聞社
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