大野町予算案／一般会計５３億６７００万

update 2005/3/8 10:42

　【大野】大野町は７日、２００５年度予算案を発表した。一般会計は５３億６７００万円で、本年度当初予算比１・７％減。４特別会計と水道事業会計を合わせた総額は、下水道整備に伴い同４・５％増の９３億６６６０万円となった。１０日開会の第１回定例町議会に提出する。

　一般会計の歳入は、町税が法人税のアップを見込み、同３・４％増の９億９５３９万円。財政調整繰入金など９基金からの繰り入れを３億９８８１万円とし、同１８・５％減と抑えた。

　主な事業は、北海道新幹線の着工決定に伴う、町内５カ所にあるＰＲ看板の作り替えなど活動経費に３７６万円。２０００年度から続けている新幹線施設整備基金に、新年度は３０００万円を積み立てる。

　町営住宅「東前団地」（同町東前）の用地取得と設計委託に３億８０１６万円。６棟５２戸で２０１１年度の完成を見込む。町健康センターせせらぎ温泉（同町本町）の温泉備蓄漕改修費に３４３３万円。５月、同町のきじひき高原で開催される北海道植樹祭の準備経費として１００万円を盛り込んだ。

　大幅アップとなった下水道事業特別会計は、同９１・０％増の６億９７００万円。同町市渡地区で整備を進める。「上磯町との合併を控え、整備のスピードを早めた」（町総務課）としている。

提供 - 函館新聞社

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