乙部町予算案/一般会計33億4997万
update 2005/3/8 10:42
【乙部】乙部町は7日、2005年度予算案を発表した。一般会計は33億4997万円で、本年度当初比17%減。国保病院会計など、特別会計を含む総額は65億9800万円で、同7・9%減。10日開会の第1回定例町議会に提出する。
一般、特別両会計で歳出が減少したのは、乙部中グラウンド造成、特別養護老人ホームおとべ荘改修などの大型事業に対する国の補助制度が年度内で打ち切られるため、事業を本年度に前倒ししたほか、同中体育館建設、町民会館改修などの大型事業(総額約5億5000万円)が本年度で終了したことが主な要因。町は「特別会計を含めると、町内の公共事業は本年度並みの水準を確保できた」と話している。
主な新規事業では、ブロッコリーや大豆の産地育成などを柱とする「町農業再生プラン」関連で166万円、市街地中央通線(道道乙部港線)拡幅に伴う、沿線家屋の環境修景助成事業などに2223万円を計上した。
継続事業では、同線拡幅工事に1億7800万円を計上した。漁業集落排水事業特別会計では、豊浜地区の排水施設整備に4億6600万円を計上。新年度から2年間の計画で、同地区での浄化センター建設に着手する。
行財政改革関連では、本年度当初予算と比較して人件費を約3500万円削減。退職職員の減員不補充や管理職手当、期末勤勉手当などの削減が柱となっている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。