蓴菜沼ワカサギ釣り最終日にぎわう

update 2005/3/7 10:14

 【七飯】七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼での氷上ワカサギ釣りが6日で最終日を迎えた。今シーズンは季節外れの大雨や数年ぶりの大雪など、釣り場の維持に苦労しながらも、観光客や留学生の観光スポットとして定着。天気に恵まれたこの日も、家族連れらの歓声が響いていた。

 蓴菜沼でのワカサギ釣りは6シーズン目で、1月4日にオープン。大沼漁協によると、一時は気温の高い時期が続き氷が緩んだため、3日間営業を停止した影響もあり、昨年に比べると来場者の数は若干減少している。

 父親の佐藤晃さん(函館市)と訪れた樹君(函館北美原小1年)は、1時間半で12匹を釣り上げる絶好調ぶり。「ワカサギ釣りは今年初めてだけど、いつもはお父さんと海釣りをしているので、こっちのほうが簡単。20匹以上釣ってお母さんと妹のお土産にしたい」と笑顔を見せていた。

 ワカサギ釣りは大沼でも行われており、こちらは気温の状況などを見ながら今後1週間ほどは続けたいとしている。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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