椴法華地域に緊急通報システム設置へ
update 2005/3/6 13:00
函館市は新年度、旧椴法華村地域の高齢者世帯などに緊急通報システムを導入する。合併前の函館市と旧戸井、恵山、南茅部3町地域は、すでに導入済みだが、旧椴法華村内のみ、対象世帯への機材が未設置。新年度予算案に機材代と工事費として、ほかの新規増加分を含む300世帯分、2213万円を盛り込んだ。
マイクとスピーカー内蔵の機材に電話回線をつなぎ、急病や大けがなどの際、ボタンを押すだけで消防に通報される。携帯用の子機からも通報できるほか、本体の相談専用ボタンで市職員らとの会話もできる。対象は概ね65歳以上の独り暮らしや高齢者のみの世帯、障害者など。
1月末現在の設置世帯数は合併前の函館市内2119世帯、旧戸井町内80世帯、旧恵山町内100世帯、旧南茅部町内115世帯の計2414世帯。旧椴法華村内の設置要望がどの程度になるかは未知数だが、生活状況を個別に調査した上で必要性を判断するという。
4月から申し込みを受け付け、同月分の申し込みは5月下旬に機材を設置する見込み。
提供 - 函館新聞社
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